広がる

学習支援プロジェクトは残すところ後2日になりました。
 
最後のミーティングで、参加してくれている東北福祉大学の女の子たちから、この取り組みをベースにして、宮城でも展開していくことを考えている話をされました。またそのコネクションは新潟に広がっているそうです。
 
心から素晴らしいと思います。
 
ボランティアというのは頭を使うものです。ただ働くというものではなく、相手に同情するものでもありません。
 
自分には何が可能で、自分なら何をどうできるかが知恵を絞ることが大事なのです。そして相手に対してそれは効力があるのかどうかの見通しも必要です。この知恵が働かせられないならば、逆に足でまといになる可能性さえあります。
 
この若い大学生の発想と行動力は、他県での展開を切り開くことでしょう。それが、これから数年に渡るであろう学習障害を越えるための力を子どもたちにもたらすのです。
 
kyoさんも今日は多額のテキストを自費で送ってくださいました。本当に申し訳なく思います。でも、そうした取り組みは、そうした大人がいることが、子どもたちの未来を切り開いていくのでしょう。私たちはそうした大人に、気持ちに支えられていることを子どもたちに伝えていきます。
 
※避難所の子どもたちも移転場所が決まりだして、かなり人数が減りそうです。でも、川内村郡山市に学校が移転する予定なので、あの子どもたちがどのように成長するかとても楽しみしています。