自然観察

今日は子どもたちを連れて先日紹介した、市の自然公園に出かけました。
Sさんを始め、全部で4人の案内人が子どもたちを引き連れて、ガチンコの自然観察に出かけました。
 
藪の中に踏み込んで野ウサギの食跡を探したり、狐の巣穴を見るために雪のある土手を下り降りたり、花を食べたりするなどなかなかワイルドな自然観察です。
 
それぞれの班に張り付いて様子を見ていたのですが、一方的に説明するのではなく、どの方も子どもの視点や考えを大事にしながら観察の視点を子どもに与えていました。だから子どもも自然が大好きになっていくのが分かります。
 
理科免許なのに私のクラスの子はトンチンカンなことばかり言ってましたが、「めちゃめちゃ勉強になる〜」と言っている子どもが印象的でした。
 
子どもの興味や関心を引き出すっていうのはこういうことなんですね。私もつい得意がっていろいろ余計な(特に理科は)ことをベラベラいいますが、それが子どもの興味をそぎ落とすときもあります。
 
子どもには視点だけ与えて、説明しない。でも聞かれれば深く答えられる。そんな教師に私もなりたいと思います。