「学びの共同体と『学び合い』の連携とは?」

twitterで変なちゃちゃを入れてくる方のせいで、ぶれた話になってしまいましたが、言いたいことは連続ツイートをごらんください。
 
学びの共同体にしても、『学び合い』にしても、目指す方法は同じ方向です。「子どもによる子どもための学習」です。もちろん、学びの共同体には不備がありますし、西川先生がおしゃるように一部のカリスマ的な教師をモデルにしているところがあります。
 
しかし、多くの部分で私たちは共通する部分があります。ならば私たちはもっと連携してもよいと思うのです。もちろん数は私たちの100倍近くかもしれません。でも、われわれは学びの共同体で苦しんでいる人たちの答えを持っています。
 
それが「子どもを信じる」ということです。
 
ほとんどの教師が子どもを信じ切れなくて、鵜飼いの漁師のようにひもをコントロールしています。そのうちに鵜は魚を思うときに思うように獲ってくれなくなります。それは子どもを信じ切れないでひもを握っているからです。これで学びの共同体の実践者の8割は悩んでいるはずです。
 
また、私たちにしても学びの共同体で実践している人たちの教材観や子どもの意識の収束や拡散などをもっと学ぶべきだと思います。
 
我々はもっと情報交換をしあってもよいと考えます。もちろん、学びの共同体をしている人は、決まって「そんな馬鹿なやり方」と思うことでしょう(実際にそうでした) しかし、その授業を観た実践者は非常に食いついてきました。学びの共同体を長く実践している人には、私たちの実践がどれほど核心をついているか分かるはずです。
 
それだけで、同じ方向を目指す仲間が何倍にも膨れあがるのですから、このようなアプローチもみなさんでしてみませんか?