レッジョ・エミリア

これでレッジョ・エミリア何度目でしょうか?
 
図工の授業とは何か? 
ここ10年ほど模索してきて答えがようやく見えてきました。
 
これまでの教師生活で前半は「うまい絵を描かせる」ことに力を
注いできました。酒井式から始まって、様々な手法を取り入れながら
授業をしてきました。
 
後半は「子どもの個」をどう引き出して描かせるかに力を注いできました。
 
今は?
 
今は「創作活動をする」ということに力を注いでいます。
その転機がレッジョ・エミリアです。
レッジョ・エミリアのようにプロジェクトを組みただただ、
ひたすらに創作活動に没頭させる。それでいいんじゃん!
 
テストの合間をぬって、版画プロジェクトが終わりに近づいて来ています。廊下の掲示板に展示する予定ですが、他の先生が見ればそのスケール感にびっくりすることでしょう。
 
そして作品よりも、子どもの没頭する姿を見れば感動さえ覚えることでしょう。通常の図工の時間の子どもの姿とはひと味ふた味違います。版画を刷り始めるまでに全員で20分近く話し込んでいました。
 
個と集合体。その矛盾に挑んでいました。レッジョ・エミリア方式と「学び合い」が融合することによって、新たな図工の形が生まれます。
 
まあ評価が面倒ですがね。