2学期のスタートと10本ノック

2学期が始まりました。今週は月曜日から始まったこともあって大変疲れた一週間でした。
 
さて、1学期の僕の反省は徹底の不足でした。きれいにまとめすぎて「泥臭さのない学習をしてしまったな」という感じです。そこで2学期は学習を垂直に立て上げています。転入生2名が入ってきましたがなんの容赦もなく(でもちゃんとついてきているからえらい!)、いきなりフルパワー(ちなみに体育もこの残暑の中ですが2kmほど走り込んでいます)です。
 
今週はレポート6本の分のフォーマットを作成し、読書感想文を1本(原稿用紙3〜4枚くらい)書き上げています。そうです。あの泥臭い、そして読む僕も疲弊する読書感想文10本ノックを始めました。子どもたちには「織り重なるように、原稿用紙1枚1枚があなたたちの学習の成果なんだよ。その厚みこそが頭の良さにつながるんだよ。」って伝えています。
 
第1回目は自由読書ではなく、僕の読み聞かせ。

おおきな木

おおきな木

僕の大好きな本でスタートしました。ちなみにうちのクラスにも読書感想文のスペシャリストがいるのですが、その子は「大きな木は母の愛だ」って読み解くのですから、すごいもんです。
 
この2学期は「書く」をかなり泥臭く、そして徹底します。全ての教科を融合し、1学期の3倍書こうかと思っています。こうした馬鹿な取り組みが子どもの成長させ、賢くし、共同体としての一体感を生み出していくことでしょう。
 
この取り組みは子どもも教師も一歩でも引くと、メチャメチャ苦しい実践です。でも一歩前に踏み出せば、効力感に溢れた毎日を過ごせます。子どもたちが4年生へと成長したことが、これから試されようとしています。楽しみです。