書く

私たち大人の8割以上は小学校でも中学校でも文章を書くことが苦手であったり、原稿用紙1枚を書くのにもかなり苦戦してきたりしたことでしょう。
 
私たちの研究グループではいとも簡単にその壁を突破します。まあ2〜3ヶ月もあれば、ほとんどの子どもは大方の教師が想像する姿を圧倒するような力を見せつけます。そして莫大な量を積み上げていきます。
 
例えば今取り組んでいる「説明文を書く」でも、通常の授業ならば6時間ほど時間を使っても「うまくいって」原稿用紙2〜3枚の説明文を仕上げるのが精一杯なことでしょう。
 
でも、自分のクラスではこの6時間で5本の説明文を仕上げます。つまり毎時間1本です。もちろん1本あたり原稿用紙3枚程度です。これが小学3年生でも可能です。
 
でもおもしろいのはここからで、書くことが学びのゴールとは考えていません。それは何よりも子どもたち自身がそれを知っています。書くことで自分の学びを整理ししてくのです。そのためには明確なフォーマットも、モデルも必要となります。
 
それを積み上げていくことで子どもたちが劇的に変化していきます。学び合う教室環境が第一弾ロケットととしたら、これは第二弾ロケットととも言えます。
 
このグループでも古田さんや高橋さんだけでなく、どっぷりと突っ込んで急速に力を伸ばしている若者もおります。下に彼のブログを紹介します。彼に恐ろしいくらいの衝撃が放たれていることが分かると思います(笑)
でもものすごい若者です。こういう若者をみるとさらに自分の実践を加速して引き離してやりたくなりますね。
 
 
http://d.hatena.ne.jp/shironeko1021/
 
 
なお僕の右腕、左腕であり、逆に師もある古田さん、高橋さんの実践を改めて紹介します。興味のある方は覗いてみてください。いろんな角度からの実践を行っています。同じ研究でもそれぞれの個性があって、またおもしろいですね。
 
http://manabitudukeru.g.hatena.ne.jp/furu-t/
http://manabitudukeru.g.hatena.ne.jp/nao_taka/