家庭を持つということ

私は38で結婚し、先日二男が誕生しました。まあ、それまでいろいろと遊びほうけていました。でも結婚を期にいろいろと考えることが増えてきました。子どもの将来のこともそうですし、お金のこともそうです。昔は湯水のごとくお金を使っていましたが、今はもちろんそうはいきません。ましてや我が家は1馬力なので無駄なお金はございません。
 
でも結婚をするに当たって、自分は嫁さんは働かせないことに決めていました。お金がないことも楽しもうと考えました。そうするといろいろと知恵が回ります。おいしいものを食べるにはそれなりのお金がかかりますが、コストを下げるために料理もします。例えば中華でいえば我が家では餃子も、シュウマイも、エビチリも、麻婆豆腐も全て「素」は使いません。全て手作りです。その代わり、素材の値段はそこそこ高いものを使います。作るからこそ「おいしい」という会話も生まれますし、作った嫁さんや私への感謝も生まれます。
 
もちろん、家庭を持つことで大変なことはたくさん出てきます。今こうしてブログを打つのも、子どもと嫁さんが寝静まってからですし、今はお風呂なんてゆったりと入る暇もありません。仕事をしようと思っても「遊んで」と言われますし、土日は長男と必ず出かけるようにしています。ですから自由な時間とか、本を読む時間もかなり制限されます。でも、だからこそ時間の使い方がうまくもなります。
 
それでも私は多くの若い人に早く結婚をすることをおすすめします。そして子育てもね。年を取るとどうしても出産のリスクは高まりますし、子育てのパワーもかなり体に厳しくなります。
 
ただ教師が若いうちに結婚できるようなシステムになっていないことをすごく心配しています。福島県なんてかなり厳しい条件があり「3管内3地区+僻地」という縛りで、大学を卒業してすぐに教師になったとしても安定して生活できるまでに10年以上かかることになります。下手すると40歳を越えてもまだかなり遠くまで転勤しなければならないことになります。特に女性の場合はこれは本当に厳しいと思います。
 
私は女性の教員が楽しく楽に仕事をしなければ、その学校のパフォーマンスも絶対に上がらないと考えています。私が若い頃のように勤務後みんなでご飯を食べに行ったり、水泳に行ったり、スキーに出かけたり、土日はバーベキューを開いたり。そんな余裕の生まれる職場でありたいものですね。
 
話は少しそれましたが、家庭を持つことはとても大変だけど楽しいものです。若い先生はいい人見つけましょう!