平均のできない大学生

いろいろと批判はあると思いますが、読売新聞の記事をよく読むと大事なことが隅っこに書いてあります。
 
記事に対して一般的な見方は「ゆとり教育」のせいで、ちゃんと算数も分からない大学生が育ってしまっているというものあり、それに対しての反論は、そんなもの昔だってそうだったじゃんか!というものです。
 
ところで「ゆとり教育」って何だったのでしょう? 趣旨は2つあり、教育内容を減らしどの子どももわかるようにすることと、「時間をかけて学習内容を深めること」であったはずです。
 
新聞記事には「ゆとり教育」で考え方を十分に学ぶことになっていたはずなのに、算数・数学の論述する力がついていないことを最後に指摘しています。
 
では『学び合い』はどうでしょう? 5年生の「平均」の授業。
課題が「教科書○○ページの○○の問題を全員が解くことができる」
こんな課題でやっている人が多くありませんか。
 
こんな授業でよいのかしらん?