一斉授業もいけるでしょ?

ちょと2時間目がfuruさんの空き時間だったようで、久しぶりに授業の顔を覗かせました。ちょうど国語の時間でしたので「熟語」の学習の授業を始めました。
 
超ど真ん中の「一斉授業」です。
 
でも崩れません。崩しません。「一斉授業だからダメなわけじゃない」という証明です。おそらく細かい部分での指摘はあろうけど、どの先生に見せてもそこそこいい一斉授業だと思います。むしろルーズにやっている学び合い学習よりもずっと分かる授業だと思います。
 
私の「学び続ける」授業は、ある意味究極の一斉授業でもあります。なんたって「一斉」にやるんですもの。
 
じゃあ、通常の一斉授業とどこが違うのかというと「看取り」です。子どもの声の高低、目線、表情の読み取りが通常の一斉授業の場合と違うだけです。それに合わせて瞬時に「後出しじゃんけん」をだし続けるだけです。
 
今日furuさんに見せた授業は「一斉授業だと子どもが見捨てられる」なんて実はそんなことはなくて、「ひとりも見捨てない」と「一斉授業」は対極ではないというものです。それは逆に考えると学び合いの学習であろうとも子どもを見捨てている状況が起こるのも当たり前にあるということです。
 
3月4日は、結局のところ「何が授業を決めるのか」も交えてお話ししたいと思います。(んっ、時間大丈夫か?)