理事長任期満了

今月末で管理組合の理事長を終えることにしました。マンションの理事長を3年ほど勤めました。理事を合わせて5年ほどマンションの管理に携わりました。
 
うちのマンションは非常に小規模なので小回りが利くのですが、それでも理事長となると仕事は結構膨大です。大抵のマンションでは当番制で1年ごとに理事を交代するなどしていますが、うちのマンションでは数年は理事や理事長として腕を磨けという当初の方針で、今に至ります。
 
ですから、市内でもトップの管理体制だと思います。数年やることでそれぞれの状況、人間、家族構成などが見えるようになってきています。だからこそ判断が素早くできます。諸問題、苦情そんなものにもすぐに対応できるところがうちのマンションのすごいところです。
 
話は変わって、よその都道府県では一部の地域で原則的に学級の担任が毎年変わるようです。おそらく問題が発生しても次の年には別の担任に切り替えられるということなのでしょう。非常に愚かだと思います。
 
これは学校として教員を育てることができていないということです。外部の研修を大事にする反面、自分の学校の教諭が2年続けて担任できないほどの研修や教師への教育ができていないことを表します。上記のように子どもがよく分かっていた方が素早い対応や判断ができるものです。20年教師をやっていても子どものバックグランドを読み取るまで1年はかかります。
 
いくら「学び合い」だからといっても、相手のことを分からない集団よりも分かっている集団の方が学習はスムーズに決まっています。
 
学校で授業について話し合える環境、そして学べる環境が崩壊している今、一番損をしているのは子どもたちだということを教師を管理するする方々は理解すべきだと思います。小学校6年間で6人の先生に担任をされた経験をもつ私です。