ではお待たせ! 今日の一日を振り返って 

足りないところはfuru-tさんにお任せ。よろしくね。
 
今日は寝ないとやばい。前回中川さんが来校されたときに寝た時間は朝の4時。ということで11時には床に就いたのですが。朝の3時半には目が覚めました。息子になぜか「ジャイアーン!」と言われながら送り出されました。
 
今日は朝の8時5分には来校され8時15分には教室入りという状態です。本気で子どもの様子を見たいならやっぱりここからだと思います。
 
本日は私が1〜3校時を、furu-tさんが4・5校時を担当して見ていただくことになりました。4・5校時に関しては本人の書き込みをご覧下さい。
 
1校時:算数  宿題のプリントを○付けて余裕→つるかめ算   宿題のプリントで間違いがある、不安がある→学び直し
 
つるかめ算は普通にやれば6年生でも手こずる問題です。さあ3年生でも解けるかしらん。同時進行で「学び直し」ここでは、もう一度算数の解き方や考え方をチェック。特に虫食いの足し算の問題を中心に学習。
 
つるかめ算は、上位を中心に考え方のポイント指示、オープンクエスチョンで「何が」ポイントなのかを明確にしていきます。同時に算数のかけ算の筆算がとても苦手な子どもの学びをつなぎます。
 
つるかめ算はようやく、一方を消すことのメリットにたどり着く。宿題プリントが分かった子どもたちは、つるかめにどんどん合流。
 
最後、つるかめ算のポイントは何かを確かめて終了。計算の苦手な子どもは3位数×3位数の計算ができるようになって終了。
 
「フルパワー」の授業でした。ちょっとパワーをかけすぎました。私も疲れましたし、子どもの「頭が熱い・・・(笑)」を久しぶりに聞きました。
 
 
2校時:国語  落語 ver.2  
 
昨日、保護者の授業参観で発表した落語をさらに磨き上げる学習です。昨日はそこそこうまい発表でしたが、「そこそこ」です。落語を図書館で披露することに勝手に決めて、更なる言葉の磨きをかけます。
 
さんまに醤油を垂らすと「じゅじゅじゅっ〜〜〜〜〜〜」
 
「ねっ、さんまが見えなかった?」 「見えた見えた!」
 
昨日、「めぐろのさんま」最も言葉の力がみなぎっていたK君の噺を聞きどうすればいいか、WBMをします。そこにオープンクエスチョンをかぶせ、うまい表現とは具体的にどんな言葉のコントロールなのかを明らかにしていきます。
 
声の速さ←→遅さ 声の強さ←→弱さ 言葉の波 声を人に合わせる
 
このように明らかにしていくことで子どもの言葉へのこだわりを強めて行く授業です。まあ、こんな感じで終わりです。 1/3時間でした。
 
 
3:理科
学習指導要領 ものの重さ  イ 同じ体積のものでも重さには違いがあることが分かる。
 
最初に実験素材を使って、電子ばかりで実験。 その後なぜ、重さは異なるのかを明らかにするという課題。
 
最終的には、H・C・Cl・Fe・Al など周期表を基にして、中のつぶつぶにはそれぞれ重さに違いがあるという話で学習を終えました。
 
 
おまけの5校時 そろばん
 
本当におまけのそろばん授業でした。もちろん「学び合い」で。


○放課後3時〜7時まで「学び合い」の授業と今後についての話し合い
 
芦田先生の「学び合い」についての指摘は以下の通り。

1.「学び合い」での子どもの動きは学びは「相対的」であり、個々の到達点は見えにくい。一斉授業は「授業に向かわない」というだけで、目には見えやすい(それがいいとは言わないが)。 個々の評価はどうしているのか? それは集団としても同じで、何ができればいいのか、どこに到達すればいいのかが見えにくい。見えにくいというのは怖いことでもある。
 
2.「学び合い」を支えているのは上位の集団。その集団をもっと鍛え上げる必要がある。上位の児童の到達点が曖昧だから、下位の子どもに気が向く。本当の優しさとは自分の目標に向かって取り組む中で、「どうしたの?」と言えること
 
私の返答
 
1.確かに見えにくい。見えにくいということの危険性についてはよく理解できる。また「学び合い」では「子どもが頑張っている」というだけで満足してしまっているところもある。みんなが参加するのは当たり前なことで(本当はそれは難しいのですけどね)、「学び合い」もちゃんと結果をたたき出すことは必要である。それはテストでよいと思う。もっと質の高いテストがあればなおうれしい。
 
2.私も全く同意です。「上位がクラスを引っ張る」は、校内の研修でもよく話す内容です。この1日の参観でそれを見抜かれたことに正直、びっくりしました。やっぱりただ者ではない!
 
 
そして私の主張
 
「これまで数多くの授業を観てきました。その中で子どもが参加していない授業があまりに多い。これは高等教育になればなるほどはっきりと見えてくる。特に下位の児童生徒が授業に参加せず、その子達が大人になった姿は悲惨である。まずは、「学び合い」で全員が参加する体制を作る。それから上位の子どもを主体にして、学び合いのレベルを引っ張り上げる作業(西川先生のいうもっともっと、私の言う「学び合い」でしか到達できない学び)をしていけばよい。教科の専門性は、40年かけて(でもできれば最初の10年間で)」高めていけばいい。」
 
芦田先生の返答
 
「学び合い」からのアプローチもあってよいと思う。ならば個々の評価が埋もれないような対策と上位を最高レベルにまで引っ張り上げるだけの教師の学びは必要。
 
中川さん・長尾さん「ですよね〜 協力します。」
(本当に協力してもらうぞ!)
 
では、ちょっと端折っている部分もありますが、今日はこんな所で。
足りない所はfuru-tさんよろしくね〜
 
さあ、寝るぞ!