教師に必要はことは何?

と、子どもに聞いてみました。
twitterで先生に必要な力って何か話題になっていたのでちょっと教えて!」
 
「ごにょごにょごにょ・・・」と話し合った末に、
子ども曰く
 
1.みんなの意見を(全部は無理に決まってのは分かるけど)受け止められる人
 
2.子どもを平等に扱える人
 
3.「このようにやってみたい」という願いをやらせてくれる人
 
4.一人も切り捨てたりしない人
  
もちろん「学び合い」フィルターはある程度かかっていることでしょう。
だからこんな答えになるんだといくらでも否定するのは簡単です。でも子どもの話は非常に真面目で、シンプルで、切実です。
 
「私はみんなを平等に扱っている」
「私は誰も見捨ててなんていない」
ほぼ100%の教師はそういうでしょう。でも子どもはそんなこと思っていません。本当によく教師の腹を探ります。ちょっと賢い子どもは、その先生がどんな人間性かすぐに見抜きます。だから子どもとはいつもカチンコ勝負なのです。大人に「したたかさ」は通用しても、子どもには通用しません。
 
 
で、最後のこう聞きました。
「あのさ、とんたん先生がもっといろんな教科ですごい知識やみんなにとっても分かりやすい方法を知っていたら、その力を磨こうとしたらどう?」
 
「いやー、それはあんまり関係ないな。」
「それでは教えられるだけになっちゃう。」
「おもしろくない。」
「それは先生のやり方。」
 
ちなみに上記の1〜4については、最近ちょいと「ギクッ」とする場面もあり、恐る恐る言い訳をも「もにょもにょもにょ」と言いましたところ、「やっぱね、ちょっとやり過ぎ」というご意見も1割ほどからいただきました。どんなに正当だと思っても1割はそれを否定する子どもがいることを改めて教えられました。子どもに感謝。