だまること

昨日は「学び合い」福島の会に参加しました。
子育てサークルの打ち合わせが長引き、1時間ほど遅れてしまいましたがいつもながらみなさんの一生懸命さが伝わります。
 
最近ずっと話しっぱなしだったので、今回は私は話をしないようにしてました。一度だけ誤解が生まれると危険だなと思ったので話をした以外はずっと黙っていました。
 
そのおかげでみんながどんなことに悩み、戸惑っているかよく分かりましたし、みなさんの人柄がよく分かりました。その悩みや戸惑いについては私も答えは持っていましたが、それを言うことはベストではありません。その悩みや戸惑いを共有し合うことが大事だし、何より自分からそれを吐き出すということが大事なのです。
 
我々も「分からない」→「すぐに説明する」という単純なやり取りでは、その時に「なるほど」と思っても、いざ子どもの前に立ったときにはそれが吹っ飛んでしまいます。だって「方法」ですから。
 
ですから「だまって」ました。参加されたみなさん、ごめんなさい。何で話さないか疑問に思われたでしょうが、そういう意味なのです。もちろん私も分からないことがたくさんありますしね。
 
いつか今実践している最先端の「学び合い」も紹介できればと思います。