トーキングワークショップ

展開はさらに広がります。
 
理科の授業、始まりは「今分かっていること」「今分からないこと」の話し合い。教室の一部の話し合い。
 
「どうしてハサミが磁石になるのか分かったよ。5年生に教えてもらった。」
「なになに?」
「鉄はそもそも磁石なんだって。それでね、磁石をくっつけると鉄の分子?のつぶつぶが同じ方向に揃うようになるから、磁石になるんだって。」
「地球も磁石なの?」
「地球にはマントルがあって、核もある。」
「地球には磁場があって、N極とS極ができているんだよ。」
「それどういうこと?」
「図書室に行って調べれば分かるんじゃない?」
「図書室いってきまーす。」
 
図書室の図鑑を一緒にみんなで読み合う子ども、実験を繰り返す子ども。
 
 
最初の話し合いを聞けば、おそらく理科教師なら腰が抜けるでしょう。
「なんじゃ? このクラス!」と。
 
これをリーディングワークショップやライティングワークショップで起こっていることと重ねると・・・
 
どうです? 一致しませんか? 子どもの姿が。