えーと、私は60点くらいかな〜

「分かった人!」「できた人!」と授業中に子どもに投げかけることはありません。授業中に手を挙げさせることもありません。だから子どもたちの腕はみんな細いのです(ウソ)
 
子どもに聞くことがたまにあります。
 
「○○ちゃん、今どれくらい分かってない?」
 
通常の授業でやっていれば最悪の投げかけです。場合によっては保護者に責められることもある投げかけです。
 
「100満点でいうと60点くらい」
 
算数の苦手な子どもへの問いかけです。1学期全ての学習内容についてです。下位の子どもは、その瞬間100点を取れてもまた、引っ張り下がります。ですから何度も何度も学び直すチャンスを確保しています。
 
「そっかあ、じゃあもうちょっと頑張れだね!」
 
今、全員が算数の学び直しに取り組んでいます。テストが悪かったらニッコリ笑って「がんばるぞ〜!」って言える子どもたちになりつつあります。
 
ちなみに何度も学び直す時間(2週間)があり、かつ学習は9月の下旬まで終わっています。夏休みは「余計な勉強なんてしないで25M泳ごうぜ!」です。