共感する力

私は「たまたま」ずっと授業の研究をする環境や公務分掌に携わってきました。
 
最近の校内研修はずっとワールドカフェ。
今日は1学期最後の話し合いとなり、先生方一人一人の履歴をたどりながら、現在、そして今後の授業について見つめ合う場でした。
 
それぞれの先生方の勤められてきた学校やそこでの変化を興味深く、聞いていました。どの話も共感できましたし、納得できます。
 
私は「授業研究をしない」と周りの先生を責める気はさらさらありません。多くの先生方が家庭を持っています。朝のご飯から、夕ご飯の買い出し、メニュー、そして調理、子どもの世話、そして日常の業務を持ち帰って仕事しています。そんなに頑張っている人に、「授業の在り方とは?」と言っても、そんな簡単には話は通りません。
 
今日は、そんな先生方にもさまざまな変化があり、それなりに変わってきているんだなと実感できました。みんなで共感をしていくなかで「変化」が生まれるのかもしれません。今日は、そう感じました。多くの先生方がもっともっと話したがっている気がします。ファシリテーターなんていらないのです。みんなどんどん話に乗っかってきます。
 
とてもよい雰囲気で終わりました。
2学期はこの「共感する力」で授業を話し合っていきたいですね。