明るく楽しく学ぼう会

本校では下位の学力の子どもを2つのセーフティーネットで支えてきます。
 
一つは「学び合い」です。しかし、分かるように誰もがすんなりと理解できるわけでありません。むしろ平均年齢の高い、本市のような環境ではこれまでの「経験」がそれを邪魔します。
 
ですから4〜6年生のクラスで低学力の子どもを放課後集めて、週1〜2会の勉強会を開いています。(低学力の子どもほど授業の中で迫害、または不必要なお節介を受ける可能性が高いからね)
 
この放課後の勉強会は、おそらく全国の学校のモデルになるであろうシステムです。
 
この勉強会を支えるのは「学び合い」を少なくとも一定は理解している手練れの教師です。もちろん私も参加しています。子どもは、ここで主に算数の予習を「学び合い」で行います。国語もいろいろと新しい仕掛けを考察中です。
 
ここのシステムは補習ではありません。積極的に予習で攻め込みます。そして、例え一斉であろうとも授業に参加させることに意義があります。もちろん、「学び合い」であれば更に効力は増すことでしょう。
 
5年生のデータを見ると、この「明るく楽しく学ぼう会」に参加の子どもは、中位の子どもと互角、又はそれ以上の成績をたたき出しています。
 
何よりも、場合によっては7校時、8校時の勉強でも、ニコニコ笑って平気で勉強している姿です。難しい顔して勉強している子どもはいません。我々は学校の子どもを救うのです。