「自ら学び取る子どもを育てる」

本校の研究主題です。
 
まあ、本当は「研究」することではありません。学校とは何かと言えば、そういう人間を育てる「場」だということです。
 
今日は第3回目の「ワールドカフェ」
雑談を交えながら、途中、突発的な生徒指導の問題も絡めながら今日はこの「自ら学び取る」という言葉に切り込んでみました。
 
ずっと聞いていると、「自ら学び取る子どもと正反対はどんな姿だろうね〜」という声が聞こえてきました。小学校の高学年や中学校・高等学校の教師なら「あんな感じ」というイメージが沸くことでしょうが低学年を担任しているとその辺のイメージが沸きにくくなるかもしれませんね。
 
また、なぜ「自ら学び取る子ども」を育てなくちゃいけないのだろうね〜という、話も聞こえてきました。当たり前のようでも「じゃあ、どうして?」と聞かれれば、ありきたりの返答しかできないかもしれません。そしてその返答は真をついているでしょうか?
 
そんなごく当たり前のことでありながらも、本質的なを話ながら、あっという間に45分が終わりました。やっぱり主催してして、聞いていて楽しいですね。ワールドカフェ。
 
日常的に授業のことを学校で話し合いましょう! なんて言ってもそんなに時間がありません。授業が終わればすぐに部活動。その隙間に会議。休憩休息の時間も、4月から減った勤務時間も何もかもがうやむやで、ただがむしゃらに目の前の仕事をこなすことに一生懸命なんですもの。
 
週に1度の楽しい会話。それも授業の話であり、子どもの話でもあります。きっと力業で押すよりも、先生方同士の会話をつなげていく会話の方が健康的ですよね。
 
本校の子どもたちみんなが「自ら学び取る子ども」に成長するように、私も力を注いでいきたいと思います。