感謝感謝、そして分かったこと

学校に行くなり緊急事態が起こっていました。
「何とかなると思います。」
そうは言ってみたものの、あまりにも膨大な仕事が山積みされていて
終わりが見えませんでした。
 
その時に
「とんたん先生、掲示は任せてね」
「とんたん先生、これをやっておいたよ」
「とんたん先生、何かやることある?」
「とんたん先生、FAXの送信票をフォルダに入れておいたわよ。」
「とんたん先生、それ別の学年の袋よ(笑)」
 
あれよあれよという間に仕事が減っていき、
退勤時間までには、ほぼ仕事が片づいてしまいました。
 
「いやー、とんたん先生、本当に今日は大変だったね〜 偉かったよ。」
 
なんてことでしょう!
どの先生も自分の仕事が相当に忙しいはずなのにその手を止めて、
半分パニックになっている私の仕事をどんどん片付けてくれました。
涙が出そうになるくらいの手助けでした。
 
初めてかもしれません。この感覚は。
これが「学び合い」における下位の子どもの状況なのだと理解しました。
この安心感。そして感謝感謝の気持ち。そしてがんばれたという満足感。
 
これならば子どもは「学び合い」を指示しないはずがありません。
この感覚をぜひ第1回の研修会の説明会でお話ししたいと思います。