読売新聞の学力考

第2部が今日から連載されています。
1部でもそうでしたが、非常に不愉快な記事です。
おそらく最初に結論があって記事を書いています。
その結論とは、
「教師は土曜も使ってもっと勉強をちゃんと教えろ。そのために世論を突きつけよう」「ゆとり教育は日本を滅ぼす」
です。
 
「学ぶ」ということが何かをきちんと取材すれば、または自分がよい学びをしてくればあのような記事にはなりません。
おそらく主張するような枠組みの中で勝ち残ってきた記者なのでしょう。「だから」取材が雑なのです。その程度の見方しかできない力で読者受けしやすい雑な記事を書いて得意がってるのです。
 
私は、指導要領の枠組みはもっと緩くするべきだと思っています。
もっともっと自由に学べるように。
そのために、教師の授業力をあげなければならないとも思っています。
その教師の授業力とは「子どもをどれだけ夢中に学ばせることができるか?」その1点です。夢中に学んで結果が出ないはずがありません。
 
従来の学習ならば、土曜日も勉強しないと追いつかないことでしょう。
「がんばって」勉強しなければならないことでしょう。
 
でもそんな学び方をしてもその先に未来はないことも知るべきです。
もっときちんと掘り下げた記事を読みたいものです。