テストするということ 2

10日ほど前に行われた標準学力テストの結果が上がってきました。
詳しい数値は乗せられませんが算数だと5段階で5と4が7割を占めます。昨年から男子で4ポイント、女子で2ポイント上がっています。
オーバーアチーバーが7〜8ほどいて、アンダーは一人もいません。(±7の範囲外)
 
実はこのテストの前に単元テストは1枚もやってません。いつも単元テストは3枚くらい一気に渡して、時間の無駄を無くしています。(短時間でできなければ、「分かる」のレベルではないので学びなおしなさいよ!って。)
 
役に立ったのは「宿題のプリント」程度でしょうか。しかも、ひとつも教えていません。
 
算数の苦手な子どもたちは今も、今日の宿題も、単元テストのすり直しで学び直しています。「ようし! 今日そこは全部自信もって解けるようにするぞ!」って渡される単元テストの刷りなおしプリントを手に帰ります。
 
また、月曜日には集まって「分かる」ための学習会を開きます。そして上位の子は、5・6年生の予習に取り組んでいます。
 
本クラスにはもはや「括り」がなくなりました。子どもが分からないことを分かるようにするために、自立して学習しています。でもそれは孤立せず、苦手な子どもも楽しみながら、成就感を味わいながら、学べる環境を構築できています。
 
「あはは。算数が苦手でも死なないよー。苦手でもね、授業が楽しくできればそれでいいよ。そのうちにできるようになるって!」
 
最近はそう子どもに話してきましたし、結果もちゃんと出てますし。
 
「これでいいのだ!」