何が大事?

ある会議。 
 
「できない子どもが、分からなくて苦しんでいる子どもが、ちょっとした放課後の支援活動で救うことができます。そのための時間をください。」

  
「学校はそれだけでやってるんではありません。いろいろ大事なことも他にあるんです。」
「まあ、その辺はうまく時間を調整して、出来ないときには家庭でしっかりやらせるとか、いろいろ方法があるでしょう。」
 
 
「じゃあ、できない子どもがいても忙しいからほっておけということ?」
 
 
「そうは言ってないけど、もっと大事なこといろいろ学校だってあるんだ。やれないものはやれないでしょ?ちがう?」
 
 
私の姪っ子は学習障害で、全く勉強ができません。小学校で、中学校で自分の頭を泣きながら、「私の頭馬鹿なんだもん。どうしようもないの!」って叩いていた姿を見ています。
 
上記のようなことを「にやけ」ながら、そして「めんどくさい」こと言うな!という表情で受け答えする人間に教師としての資格はありません。軽蔑します。学校は、学ぶことを通して人間を形成する場です。分かるようになりたいという子どもを「見捨てる」教育を、学校を私は許せません。