ほめる

反省を込めて。
 
「学び合い」をやっていると「みんなが」「みんなで」と言葉を多発します。そして達成を願います。
 
ある学力の高い子が最近、なんか元気がないな〜、意欲がないな〜と感じていました。案の定、お母さんからも「最近、家庭学習の身が入っていない」と指摘を受けました。いろいろ原因を考えて、話をしてみましたが、ピンときませんでした。そして教育アンケートを取ったときに、その子は私に不満を訴えているようでした。
 
ここでやっと気がつきました。
 
「もっと褒めてよ!ちゃんとがんばってるでしょ? どうしてそのがんばりを認めてくれないの?」
 
そう心の声が聞こえてきました。ちょっと給食の時に呼んで、誤りました。「ごめん! 言いたいことが分かったよ。先生が悪かったね。頑張りは見えていたのに、みんなを考えすぎてその頑張りに声をかけてこれなかったね。「学び合い」ってすごく難しいね。今度はその頑張りをちゃんと評価するね。」
 
私だって褒められれば嬉しい。ずっと「期待してるよ」では、力尽きそうになります。「もっと」を求められても力がわきません。
でも、「とんたん先生すごいね〜」って言われれば、
「うへへへ、そうっすかぁ〜」とにやけます。
 
子どもも大人もみんな同じですよね。どうぞみんなでよいところは褒めていきましょう。そして「みんな」を語っていきましょう。
もちろん理想は、「みんな」が褒められる集団ですね。