板書計画

本市の小中学校の重点事項の一つが「板書」をきちんとすることです。
 
1.「めあて」をちゃんと書いて分かるようにしなさい
2.何が分かったか、板書にまとめ示しなさい
 
よほど児童生徒が「めあて」が分からないということでしょうか?
それとも教師がまとめを書かないと児童生徒もまとめが書けないとことなのでしょうか?
 
先日、訪問がありました。
止めればいいのに、天の邪鬼の本性がでてきます。
要項には、教科書に沿っためあてを載せておきました。
 
でも黒板には、
「垂直と平行が分かる」 
かける=できる
説明できる=分かる 
ピンポイントで、その時間何が分かるようにすればよいか示して、
「学び合い」させました。
 
とだけ書きました。もちろん子どもたちは夢中で学習しています。そのうちにやってきて、要項と板書がちがうということを管理職に指摘している姿が見えました。
 
職員室にもどって話してたら同じく天の邪鬼気質のkoutyさんも同じことをやっていました(チャレンジャーです)
 
訪問での指導内容にこのようなことが書かれていました。
 

・本校の子どもは学力も高く、どの子も大変意欲的に学んでいた姿が印象的だった。
・「しかし」板書の「めあてが分かりにくい」などの授業もあったので改善して欲しい
 
矛盾が起きています。それを言っていることに気がついていないようです。もし、めあてが曖昧で子どもがそれが分からなかったら、夢中で学んだりしません。学習の流れや空気感に違和感が起こります。しかし、それは無かったはずです。
 
まあ、天の邪鬼はこうして「損」していきますのでほどほどにしないといけませんね。