強い決意

改めてみなさまに申し上げます。
 
「西川先生から授業を学ぶべきです。」
 
 
私は入りは、学び合いからです。当初はもっと教師ができることがあると考えていました。体育の「学び合い」も「そりゃ無理だ」と思っていました。
 
今日、ある講演を聴講しました。「自分の素晴らしいであろう」実践のビデオを紹介しています。「学び合い」をしている人なら20秒で見破ります。ビデオを見せている方もそれを見ている人も誰も気がつきません。画面の2〜3人の後ろ頭の子どもの様子が明らかに「飽きている」ことを。そして授業に参加していないことを。さらにとんでもない授業を、間違っている内容を堂々と伝えます。こんな授業をしなければならないと。
「円周率が3.14でないことを実測させて考えさせることが大事」そんなことできるはずがありません。そんな話をされてもどうして信頼できましょうか。
 
私が分かる限り、おそらく分からないであろう人も含めて西川先生の理論がもっとも正しいと直感が示しますし、確信があります。
 
そして、今日、体育でサッカーで試合に負けて涙を流していた子どもたちの姿を見て、想像もしなかった「学び合い」の力を感じました。
 
誰から何を学ぶべきなのか、誰とどんな出会いをすべきなのか、これは教師としても、保護者としても大きく人生に関わることだと思います。
 
 
追伸
サッカーで一番弱かったチームの子どもたちも泣いていました。でも、このチームは、通級するダウンの子どもを支え、一生懸命に頑張ったチームです。始めは、うまくボールに追いつけなくて座り込んでいたその子が、いつの間にか、ボールを大きく蹴られるようになり、チームの作戦に組み入れられていました。
 
「ありがとうね。君たちのチームは素敵だったよ。」
 
その言葉で「安心して」泣いている子もいました。