小1プロブレム?

今日初めて聞いた言葉でした。なんだそりゃ?と思えば、小学校1年生の学級崩壊だそうな。始めから変な言葉使わなければいいのに。。。。
 
おもしろいデータは、東京都で4校に1校崩壊の危機に直面していること。そしてその崩壊を引き起こしている担任は、ベテランの先生であることです。
 
低学年の先生は、こうした崩壊を引き起こすのが怖いのです。特にベテランの先生は。だから強烈に型を作り、そこからはみ出すことを許しません。低学年の先生が「学び合い」に抵抗感があるのはそのせいです。
 
ベテランが崩壊する理由は簡単です。はめ込む型以上に子どもが多様化して、押さえつけられないからです。そして、その責任を社会情勢に求めます。または幼稚園に求めます。まるで中学校の先生が、小学校の先生に言うように。
 
多様化した子どもを一つの型にはめ込むのは無理だということに気がつかない限り、それはずっと起こり続けるでしょうね。それを努力でカバーしようとすれば、教師の心が折れていきます。
 
数千人(数万人?)のそうしたかわいそうな学級を救えるのは、カウンセラーでもなく、スーパーティチャーでもなく、社会ではなく、その学校自身なのだということを知るべきだと思います。