風評被害なんてありません

風評とはうわさ、デマです。
 
でも東北や関東圏のほとんどの農産物からは放射性物質が出ております。
これは私に実家、原発から120kmそれも西側に離れたたんぼからも検出されていることから分かります。
 
テレビでよく「風評被害だ」と言いますが、風評ではありません。残念ながら「事実」です。
 
「国が定めた基準に達していない」
 
ただそれだけです。しかも世界的に類をみないレベルの数値です。
あとはどれだけ納得して食べるかなのです。
 
例えば2000ベクレルが基準だとして「1800ベクレルだから安心して食べて!」こう言われても私は食べません。子どもにも食べさせません。親にも食べさせません。
 
でも「10ベクレルですから安心して食べて」と言われれば食べます。
ようは「その数字に納得できるか・できないか」なのです。
 
ただ福島県では環境放射能が高いので数値の低いものを食べた方がよいに決まっています。
 
今日は地元のテレビ局で、野菜はどんどん食べて大丈夫! ってある学者が言ってましたが、「じゃあ、お前の家族みんなで数値の高い場所の野菜食べてみろよ」と突っ込みを入れたくなりました。
 
こんなことがたくさんあるから、高濃度の時にも子どもがサッカーをやってしまったりするんです。テレビのいい加減さに嫌になった一日です。