尊いもの

私にとっては「学び合い」を広げることが命題ではありません。
自分の担任する子どもを成長させることが最も大事なことですし、保護者にとっても自分の子どもをさておき、日本の未来や世界の未来を語られてもどうにもならないことでしょう。
 
このブログは、公開モードです。お便りで保護者にも知らせています。ですから保護者も見てますし、子どもも見ています。同時にそれはリスクも背負います。実にならない教室でここでどんな正論を述べようとも誰も納得なんてしてくれません。場合によっては辛辣な批判を受けることもあることでしょう。
 
それでも本ブログで実践や持論を公開するのは、苦しんでいる多くの実践者が持つ障害や壁が乗り越えられることを願い書きます。一人も破綻することなく、子どもが主体的に学べる環境にあって欲しいという願いです。
ですから、実践で苦しんでいる方を見かけると心が苦しくなります。だから私はブログに書きます。
 
そして私は誰が上だとか、どこが最も優れているかという話にも興味はありません。目の前の子どもに実直で愚直に接する教師が最も尊いのだと思います。私はそれを考えると非常に劣る教師です。学校は机上の理論で全てが成立するほど単純ではなく、またそれ以上に子どもも単純ではありません。そして子どもを取り巻く環境も非常に複雑です。それらを受け止めながら多くの教師は、毎日、何年も、何十年も悩み、苦しみ、そして希望と笑いを得ながら、子どもの未来を開こうと努力しています。
 
 
追記
 
西川先生からのご説明から誤解だということが分かりました。
合わせて内容を一部削除し、修正しました。
ご迷惑・ご心配・不愉快にさせましたこと合わせてお詫び申し上げます。
 
また、日々最前線で「学び合い」を実践されている教師の皆様にエールを送ります。
 
「ともに頑張りましょう!」