掃除の「学び合い」 ?

職員室でF先生と話をしていた時
 
「とんたん先生、掃除もですね。「学び合い」でいこうと思ってるんですよ!」
 
「???? 全然分からん 何それ!?」
 
「いや、掃除場所ね。子どもは掃除できましたって言うでしょ。でも、実際にはきれいになっていない。その子どもがさぼっているわけでもない。見えないだけなんだよね。だからね、最初にみんなで確かめ合って、どこが汚くて、どこをどのように掃除するか決めて、それで分担して、任せる!」
 
「それおもしろい!」
 
 
これが若い先生の力です。おっさんにはもう、そうした発想力は出てきませんね〜
 
「それいただき! サンキュー!」
 
ごちそうさま。ありがたくいただきます。
 
 
多くの先生が若い頃にその能力を十分に解放できないまま年数を積み重ねていきます。そうした人は、若い人にもそうしてしまいます。それは虐待の連鎖と同じのようなものです。
 
koutyさんは、算数は毎時間みんなで同じ所を勉強するという常識をいとも簡単にぶちこわし、「学び合い」を飛躍させました。
F先生(これからは子どものように「FT」と呼びます)は、まさかの掃除の「学び合い」。こんな考えは私には微塵もなかった。
 
若い先生は怖いと思います。そして尊敬します。若い先生をくだらない「常識」でつぶしてはいけないのです。この二人の教師は、最高レベルの「学び合い」のできる教師です。こうした人と一緒に仕事ができることを幸せに感じた1日でした。