唖然…

本県の全国学力テストがとても悪かったとのこと。
 
そのために、緊急会議が開かれ、学力向上対策が練られたようです。
以下は福島民報新聞より抜粋した内容です。
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 このため、授業の改善では問題の解き方を児童・生徒に説明させたり、発表・討論を通じて自らの考えを理論立てて説明する機会を大幅に増やすことを計画する。応用問題の解答に必要な表現力を育成する狙いがある。
 
 さらに、教諭がクラス全員のノートの取り方を確認し、理解度が足りないと判断した児童・生徒には個別の指導を徹底する。学校での算数・数学の自習時間を増やす一方、保護者には、子どもの家庭での勉強時間を確認するよう要請し、机に向かう習慣を身に付けさせる。
 
 各校の判断に任せていた定着確認シートを今秋から全校で実施してもらう。各校で県内平均との差を確認し、「弱点」部分を集中して復習していく。
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最初の手だては、「学び合い」で学習しているならば「ごもっとも」と思うでしょう。でも通常の授業で自分の考えを説明し、応用につなげられる児童生徒は何割でしょう。せいぜい1〜2割です。ほとんどの教師はこれを「具現化」する方法を知ってはいません。
 
そして噴飯ものの「教師がノートの取り方を説明し・・・」これで国語・算数数学の力が上がると本当に思っているのでしょうか。
 
さらに家庭にも責任を負担しろと言います。
 
最後に「形成テスト」をやって分析しろと。 
  
 
このレベルの考えしかでない人が本県の教育行政の主力です。
なぜ昨年に比べて今年は平均点が下がったのかもよく分かっていないのかもしれません。
 
こんなことで現場が本気で動くと思っているのでしょうか?