んっ?授業の課題? そんなの・・・ 

どうでもよいような気がしてきました。
「学び合い」を始めた頃は
「研究校でいろいろ授業研究してきたから課題を設定できるけど、課題の設定が難しいよな〜」と感じていました。
今は大して気にしません(それとも無意識の中にとけ込んでる?)
 
理由は2つです。
 
一つめは、「うまい課題じゃなくてもいいじゃん!」です。
そりゃ〜あんた無責任じゃないの? と思われるかもしれませんね。
確かに1時間完結型だったらそうでしょう。しかし、単元や学期単位で学んでいるので、「ああ〜 ここちょっと大事だな」と思ったら、「あの〜ちょっと聞いて欲しいんだけどさ・・・」と付けたせばよいだけです。しっくりこなければ、それを訂正できるだけの時間があります。
算数には共通の課題設定さえもはやありません。それでも子どもは勉強しています。神様ではないので素晴らしい課題を連発なんてできません。その都度軌道修正をかけていけば良いのだと思います。
 
2つめは、ちゃんと課題が「教科書」に書いてあります。教科書の課題よりうまい課題なんてあまりありません。もちろん、「あんた、その課題はおかしいだろ?」と思うような課題が教科書に出ていますが、きっと誰もよく読んでいないので(又は何がダメなのか分からないので)10年以上もおなじ教材を採用しているに、修正されずに放置されているところも見られるのはご愛敬。でも、教科書よりキレのある課題を毎時間、出すとしたら、夕飯に間に合わない時間までの教材研究が必要になります。しかもそれでうまくいくとは限らないのですもの。
 
教科書以外にお勧めは、「学習指導要領」です。今日も理科は、それを読み上げて、何をやって何が分かることが目標なのかを学習していました。だから、大して課題に悩まない日々なのです。