最後の本気語りかも

暴走気味にスタートしたうちのクラスではもともと活発な子どもが多い分、いろいろとまわりに迷惑をかけることも多いようです。
 
この1ヶ月ほどはそれほど厳しくは指導しなかったのですが、かなり迷惑なことをやっていたこともあって本気で怒り、本気で指導しました。
 
そして今日初めて学級のめあてを作りました。それまでは授業を通して、「学級」とはなにか子どもに伝え、考えさせる期間だと思っていました。ちょうど機が熟した感じでした。
 
それでも内容を聞かずに子どもの案を3回ほど突き返しました。なぜなら、リーダーシップをとる子どものまわりの10人ほどで決めている「めあて」で、一番外側を取り巻く子どもたちは「先生の与えた課題に付き合っている」ことが見え見えだからです。
 
顔を見れば分かります。誰もスッキリと、希望に満ちためあてとして私に持ってきません。「私に」認められるかどうか不安そうに持ってくるだけです。
 
子どもたちにもう一度、学級とは何かを熱く熱く語りました。
「このクラスを創るのはとんたん先生ではありません!このクラスを創るのは君たち一人一人なのです。全員が目標を一致させない限り、そのめあてを希望として持たない限り、そのめあてを大事に大事に思わない限り、めあてなんて何にもならないのです。」
 
子どもたちはここでやっと輪になって座って語り出しました。その姿は昨年の子どもたちの姿とオーバーラップします。
 
その後の「学び合い」の授業はすばらしっかった!
やんちゃな子どもたちが「ぎゅっと」成長したことが分かりました。
声が変わりました。
 
本気の語りは最後でいいかもしれません。
まあ、それでもブツブツ毎日何かはつぶやくのでしょうけれども・・・