「学び合い」福島の会に参加して

今日はたくさんの方々とお話しできて、大変充実した1日でした。
私は、学び合いを10年前から、そして「学び合い」に完全に移行してから4年経ちます。ですから、こうした会では数々の実践をベースに話すことができます。
 
しかし、授業の中の上位の子どもと同じように、「こんなことを実践しています」「こんな考えでやっています」といろいろ他の方に説明することを通して、実は自分も学んでいます。瞬間、瞬間で自分の考えを整理し、明確にしながら言葉を考えます。考えることで自分のやっていることが明確になります。
 
ですから、すばらしい実践をされている先生と話しても、まだ「学び合い」に踏み切れていない先生と話しても「私が」学べます。とても充実した時間でした。
 
 
また、今日は、中学校の理科での「学び合い」についても話をしました。
私も理科では「センス・オブ・ワンダー」が大事だと考えています。
最近は、「だからこそ」教科書通りに子どもに学ばせます。以前は、自分に自信があったので、教科書を見せないようにしていました。見たらおもしろくないのだろうと思っていましたが、全くそんなことありませんでした。授業では「教科書を学ぶ」のではなく、「教科書で学ぶ」のです。
子どもは平気で教科書を超えていきます。教科書を読んだら興味が無くなるなんてないのです。
 
昨年の理科で、温度と生き物の動きの関係を知るために、「アリ」を冷凍庫に入れた子どものお馬鹿さ加減が好きです。(2日後、常温に戻したら生き返ったのにはびっくりしましたが(笑))
 
最後に、会の準備をしてくださったabetakaさんを始め、多くのスタッフのみなさまに感謝申し上げます。私も体調が戻りましたらもうちょっとお役に立てるようにしたいと思います。お疲れ様でした!