算数の予習と「学び合い」

問い合わせの電話も来ました。
 
「宿題いったいどうすればいいんですか?」
 
懇談会で少し話したつもりで居たのですが伝わりきっていなかったようです。

4月の宿題は「教科書・算数ドリルの上1冊を全部やってくる」です。
保護者からすれば、「そりゃないだろ!」という苦言がくるのは当たり前です。かなりぶっ飛んでる宿題です。
 
ただし、子どもにも保護者にもこう伝えてあります。
「教科書を見て、分からないところは赤ペンでチャックを入れるか、?マークをつけること。1ページ全部?でもかまいません。やることが大事ね。」と。
 
すでに2名がドリルを完璧に仕上げてきました。
「すごいじゃん! 楽しかったでしょ?」
「うん!」
「じゃあ、その力を学び合いに生かしてね!」
 
授業の課題は徹底して「説明」です。
「一人で出来ることは悪いけど家でやってね。学校でしかできない勉強をします。」
 
この2年間のノウハウを最初から全開で使います。
子どもの状況を見て課題は設定すればいい。
課題で学ばせるのではなく子どもの学びの中から課題を引き出すのです。