とんたん先生よく怒っています!

となりのクラスの子どもが言っていたそうです。
となりのクラスの子どもが言うくらいですからうちのクラスの子どもは
その何倍も怒られてることでしょうね。
 
それは極当たり前のことです。
 
もしも今の時期に子どもをきちんと物事に対峙させなかったら、
「学び合い」をしていてもいずれ崩れていきます。
その教室なりの「作法」があります。
 
私は大抵時間を切って話をするようにしています。
「3分話します」「1分話します」「5分話します」
その時間を合わせられない子どもは「学び合い」をしても
うまく学べません。
 
また怒鳴ることもあります。
人を馬鹿にしたり下級生をないがしろにしたりする言動です。
これはとことん叱ります。
 
でも、この10日間でクラスは劇的に変わりました。
 
廊下は並びません。自分で集合場所に遅れないで行き並びます。
全校生が集まる場では指導しなくても乱れません(自立的に動きます)
そして「学び合い」のレベルが上がりました。
 
出会いから厳しくその行動を指摘されてきたある子は、
人と関わり、学び、分かり、友達に感謝できる子になりました。
ある自分本位のリーダー格の子は、全体を考える言動をし始めました。
 
 
「学び合い」は作法の上での学びです。
作法とは特別のものではありません。
人が人として当たり前にすべきことをすることです。
その為には、私は叱ります。怒ります。時には怒鳴ります。
 
でもそろそろ「それ」は必要なくなってくることでしょうね。