息子のこと

息子をよく観察していると、認知の伸びは一定ではないことがよく分かります。おそらく、ホルモンの作用だと私は考えています。
 
2週間前まで、ほとんど食べ物を口にしなかった息子がある日突然、
ばくばくと食べ始めました。部分断乳を始めて2週間後でした。
その切り替えは一瞬でした。
と、同時に急速に知能が伸び始めました。
どうやら言っていることが大部分が理解できているようです。
息子の行動にも「理由」らしきものの裏付けが見えるようになってきました。
 
以前にも言いましたが、小学生の子どもの知能の伸びは一様ではありません。おそらく、段々になっていると思われます。ピアジェはこの段々を
「発達段階」として段階分けをしました。非常に古典的な理論ですが、
概ねあっていると感じます。
 
ただ、子どもは「一様」ではありません。「学び合い」は、リトライできる環境を子どもにもたらします。ですからテストで例え平均100点獲ったとしても、そこでその学習を止めてはいけません。おそらく1か月後に下位の子どもは、その7割くらいの点数しか取れないのです。
 
脳が受け入れる準備ができていないことは、その情報をはじくか、関連づけられない・関連づけがすぐに切れる(シナプスの連結)のでしょう。
 
でも、脳が受けれる時期になればそれはすぐに関連づけられ、強烈に定着できることでしょう。
 
あわてない・ひたすら緩くそして何度も、何度もリトライできる環境をつくる。これが今年の自分のクラスのビジョンです。
そしてそれは100%うまくいくと確信できます。