最後の語り

本クラスも残り10日あまりとなりました。
 
まあ、子どもたちへの話はいつもくどいくらいなのですが、
それでも今日は子どもたちへ最後の語りと思い、話をしました。
 
 
「「学び合い」は楽ちんな学習ではありません。」
 
  
もし、君たちが家でももっと勉強したいと思えないのなら、次の時間が待ち遠しくてたまらないと思えないのならば、学校の玄関を出るときに「今日はいい勉強できたなぁ〜」と感じて帰れないのならば、それは「学び合い」ではありません。
 
「努力する自分」を支えてくれる仲間がいるのが「学び合い」です。先生に言われるから学ぶ、宿題をする、友達と関わり合うのであればもう止めた方がいい。それは勘違いに過ぎません。「学び合い」という名のだらだら学習に過ぎません。「○○ちゃんは勉強できて良いなぁ〜」なんて思っていたら勘違い。出来る人は、分かる人は、見えない努力(喜び・楽しさ)があるからすごい人なのです。
 
 
「もしもあなた達が「学び合い」を続けたいと思うのなら……」
 
 
先生を超えることです。「先生がさせてくれない」とか、「やりたいのにやれない」と愚痴をこぼしたら負けです。学びたいことを先回りして動いて、それを咎める先生はそうはいません。学ばせれることを待っている限り未来はありません。
 
 
「そして最後は自分です。」
 
 
学ぶことにどう向き合うか、それを決めるのは最終的には「自分」です。
先生は「場」を設定しました。これからの道を選ぶのは、誰でもなく「自分」です。そのために2年間、全教科「学び合い」できました。
 
 
「期待しています。」
 
 
ねっ!