誰にも見せない教科それは、

理科です。
 
理科免許を持っていても、市の教材コンテンツ(市内のネットワークでしか見られませんが、おそらく市町村のコンテンツとしては日本で有数の内容です)を開発しているのにも関わらず←ちょっと宣伝^^
 
「学び合い」の理論通り最も私が教えにくいのは「理科」だからです。
だから目一杯に無茶をします。学ぶレベルを「自分」に合わせさせます。
そうすることで、子どもと対等になります。
 
そうなると、
 
「アブシジン酸ってさぁ、葉っぱの葉脈で感じた湿度がさ」
「で、気孔って何?」
ジベレリンの促進作用っていうのは」
「落葉するの、落葉させるの?」
という子どものモソモソ話が出てきます。
辞書片手にネットの情報を読み漁っている子どもも出てきます。
 
「季節の変化」の授業がこんな風になってしまいます。もちろん、なぜ日本には季節の変化があるのかを地球の公転や地軸の傾きを基に考えまとめています。
 
こうして同じ土俵にたった上で、子どもと一緒に勉強を楽しみます。
通常の理科の教師から見れば「馬鹿教師」です。こう言われるのも嫌ですし、説明するのも面倒なのでここ数年間は自分の学校の先生にも理科の授業は見せておりません。「学び合い」で唯一自分だけの楽しみの授業なのです。