そう言えば

研修主任として「授業に失敗は許されない」宣言をしました。
 
実は5校時の社会の出だしは子どもからダメだしを受けました。
「なんかね、いつもみたいにきっちり言わないんだもんね。気持ち悪かったよ。」
 
・・・  すんません。
 
多くの先生で子どもが何を話しているのかほとんど分かりませんでした。
まあ、なんかやってるからいいか???
声もトーンも聞こえないので集団の「構成」だけをみてました。
 
やっと黒板の辺りに落ち着いてから、子どもが見え始まりました。
「へぇー」
こっちが全く考えてないことを盛んに話しています。
授業が終わり、これがどう評価されるのかとても気になりました。
 
授業分科会でご指導の先生から、
「わたしとんたん先生に「学び合い」を何度も何度も説明されてもちっとも分からなかったんです。今日、授業を観て分かりました。いったいどうすればあのような集団になるのかぜひ、教えて欲しいんです。」
 
子どもの姿でひっくり返しました。そして、そこで研修主任としての今日の役目を終えたと思いました。自分の授業の失敗は、他の授業者も巻き込んでしまいます。研修主任として絶対に失敗は許されないと思っていたので安心しました。
 
それにしても、うちのクラスの子どもは容赦ありませんね・・・