教師の資質

9月から代理で学年に入っていただいた講師の先生の期限が切れました。
一緒に2ヶ月間仕事をして、非常に優秀な先生だと感じます。
 
教師に向いている人は、そう多くはありません。
教師に向いている人の立ち振る舞いや声の質感、子どもとのふれ合いは
天性のもので教師になるべくしてなっているのだと思います。
講師であることが非常にもったいないと感じます。
 
私はどちらかというと教師に向いていません。だから努力します。だから授業とは何か?を考えてきました。
 
教師の資質のある人はその努力なしに「本質」に踏み込めます。だから「学び合い」のようなものでも、特に力を入れず、踏ん張りもせず、すっと取り入れることができます。そして、うまく使いこなします。その力をうらやましく思えます。
 
9割の先生は教師に向いていません。だって「教えたくて」教師になったんですから。「自分が教えたらもっと分かりやすく教えることができるだろう」って考えてるんですもの。そりゃ、向いてるはずがありません。
 
「学び合い」が広がりにくいのは、「ここ」なのです。多くの先生は育てる=教える(調教する)なのです。