今日の授業

国語「アップとルーズ」の説明文。
 
子どもはとても高い「学び合い」をしていたと思います。現在のうちのクラスでは今日の授業が最高レベルの授業です。まだ力が伸びれば出来ることもありますが、誰に見せても恥ずかしくない子どもの学びだったと思います。
 
今日は、今までどちらかというと「学び合い」について否定的な見方をしていた先生が思いきって、今日の授業についての疑問をぶつけてくれました。
 
「一人読みは本当に無くてよかったのか?」
「まとめはなくてよかったのか?」
 
その事については丁寧に説明し、さらに一人読みをしないから、まとめがないから、「学び合い」の授業だというのではなく、その先生ごとに自分のやり方を作っていけばよいのだと話しました。もちろん、そこには子どもに主導権をきちんと与える時間を確保してあげることやできる子どもが一方的に教えてはいけないことを説明しました。
 
非常によく理解していただけたと思います。
 
今日の話だけですべて分かってもらうつもりはなく、もっと時間をかけて、そしていろいろ話をしながら、数年かけて高めていただければ良いと思っています。
 
ただ残念なことに別の方からはピントはずれのもともこうもない話も出てきていました。得意げに指導書にもない自分の解釈を、そしてめあてからはずれた子どものパフォーマンスを求めても、どうしようもありません。愚かです。
 
その中にあって校長先生が「子どもの姿」で授業を語ってくださりました。授業をどう見るべきか? どう育てていくべきか? 学校公開をするにあたってとても心強くなりました。