今日の授業研では、

「学び合い」かと言われれば、「う〜ん」かもしれません。
でも30分、子どもたち同士の時間が持てたことは、
授業した先生の踏ん張りだったと思います。
 
反省としては、やはり「学び合い」に入るまでの時間が長いと感じます。
低学年の先生は、低学年の子どもは「こうしないと」「ちゃんと」「学べない」と言います。話すことも聞くことも訓練が必要だと言います。
 
しかし、グダグダ言わない方が子どもはよく聞きます。小さな子どもは、教師のコントロールがよく効きます。仮によく従えなかったとしても、厳しさを与えれば言うことを聞かせられると思っています。逆に高学年を中心に持たされている先生は、「従わせる」ということがどれだけ大変かを知っています。
 
じゃあ、子どもはどんな時に聞こうとするのか?
それは「この先生の言うとおりにするといいことがある」と実感できるときです。こう思わないと例え1年生でも、あくびをかいて先生の話を聞くことになります。
 
話すことだってそうです。学習が苦手でナイーブな子どもでも、「先生黒板に問題書いて! みんなの前で解いてみたいから!」 自分を支えてくれる学級の仲間とそれを認めてくれる先生の前では、どんなに消極的な子どもでも上のような言葉を発します。
 
今日も、後ろの子どもを気にする子どもに
「ほら、後ろはいいから、まずは、お隣さんと話し合ってみなさい。」
こんな言葉がありました。
 
職員会議で、そんなこと言われたら私はいやになっちゃいます。
子どもも同じでしょう。こうしたことにどれだけ気がつけるか大切なことです。
 
 
でも本当は簡単なんですよ。自分の姿をビデオにとって、最高レベルだと思う授業をプレイバックするだけです。嫌な自分がそこに映っているはずです。