授業を観る力

私は授業を観られるのはへっちゃらです。
失敗したら「あはは、駄目でしたね〜」って笑えますので。
 
しかし、笑えない時がありました。
iku-nakaさんが学校に来たときです。
「あ、この人やばい!(iku-nakaさん、すんません)」って授業を観ている姿を見てすぐに気がつきました。
 
「あー、久しぶりにすごい人にであったなー」これが感想です。
なぜ怖いかというと、マジシャンを見破る人と同じです。
普通の人が観るところを観ていないのです。
それも異様に集中しています。
 
これは、授業をする人にとっては非常に怖い経験です。
私もそれなりに授業の数はこなしているので、表面上ごまかせます。
マジシャンと同じです。でも、その手の内を見透かされようとすると
非常に緊張します。
これまでご指導いただいた身近な先生は、その辺見事に見破ります。
でも、相当な研究を重ねてきた指導主事や校長先生です。
(そうした先生は、私とは違うもう一段深いところまで、読み取りますが)
  
と、同時になぜiku-nakaさんがそういう見方ができるんだろうって
考えていましたが、ブログでの実践を読んで納得です。
 
おそらく、よい「学び合い」をしている人は授業の見方が他の人とは
異なることでしょう。おもしろいことにこれは経験の差だけでは
ありません。うちのkoutyさんも同じだからです。
ほぼ、同じ所を観て、ほぼ同じことに気がついて、ほぼその欠点を
指摘できます。きっとよい実践をしてるからだと思います。
うかうかしていると追い越されちゃうなー。