研究物展を見てきて

うちの学校は、それほど無理なく研究のまとめを終えて
市内の研究展に提出しました。
本校は研究校指定ですので入賞などはないのですが、
入賞するような学校は数百ページにも及ぶ資料などが
綴じられています。まったくすごいものです。
 
様々な学校の実践が一同に集められていますが、
私は「写真」しか見ません。
そのわけは……
 
以前、ある研究校1年目のときに、埼玉大のS先生に授業を
このように指摘されました。
「私は理科は専門性もないし、よく分からないんだけど、
 とんたんさんのクラスの子どもって肩に緊張感があるんだよねー」
「????」
 
当時は言っていることがよく分からなかったのですが、
今は痛いほどよく分かります。
そして、当時の自分を非常に恥ずかしく思います。
 
「子どもの学び合い」「互いに」「伝え合う」という授業をよく見ます。
ほとんどの授業で子どもの肩に緊張感が見えます。
一見、学び合っているようでもどこか違う。
 
写真でも、その緊張感が見えてきます。
そして子どもの親密さが見えてきます。
その中で、「あーーいいなぁ」と思える写真がありました。
以前の在籍した研究校です。さすがだなと思いました。
子どもを大事にし、子どもの姿で学んでいるのを感じます。
 
さて、今日自分のクラスの子どもの肩をよく見てみました。
「先生、なにニヤニヤしてるの?」