教材研究という甘い罠

来週の授業のことを考えていました。
せっかく大勢の人がいらっしゃるし、
いっちょ子どものすんごい所みせてやるぞ。
 
こう考え、どんな授業にしようか考えていました。
ある社会科を研究してきた先生に、
「私がそこの単元をやったときには・・・・」
 
「なるほど! おもしろそうだな〜」って感じました。
それは、すごい教材のもとに成り立つ授業です。
おそらく、子どもはそれに惹かれ、意欲的に学習することでしょう。
それが見えます・・・
 
「ちょと待て! 危ない、危ない」
「それは、教師の「学び合わせ」じゃんか。」
 
現に「なーーんにもしない」理科は、非常にいい学習状況です。
しかも、非常に高度に展開し始めています。
すばらしい教材のもと予想される社会科の授業は確かに、
「いい動き」のある授業でしょう。
しかし、こんなのは私の求める授業ではありません。
レベルの低い学習です。内容ではありません。
子どもの意識のレベルです。
 
もう一度基本に戻って、社会科を学ぶということは何かを
考える授業にしたいと思います。
きっと見栄えのしない授業でしょう。
 
子どもの「学び方」をコントロールはしないようにしよう。
そう考えた1日でした。