体育と算数は異なるのか?

katunoriーsさんの書き込みを受けてアップします。
 
まず、1点目。
算数も体育も同じだと考えています。
「学び合い」の考え方は「並列化」ではないと考えています。
ですから、みんなが同じ状態になるとは考えておらず、
得意な子どもは得意なままでしょう。
苦手な子どもは、そのコツを教えてもらえばよいだけです。
 
2点目
「学び合い」は、出来る子が出来ない子に教える
という学習ではないということ。
学び合いは相互関係になってこそ安定していきます。
サッカーが6年生なみにうまい子もいますが、水泳は5m。
こんな子どももいます。でも彼は水泳で教えてもらうことで
サッカーでは、自分が引いてみんなにチームプレーを教えてました。
これは、どの教科にも言えることでしょう。
全教科の中で、生きればよいと考えています。
 
3点目
現在のうちのクラスの問題は、「学び合い」で上位が伸びているが
下位が伸び悩んでいることです。
下位が引っ張り下がるので、もう一踏ん張りです。
授業中、上位の子どもは「伸びこぼし」が生まれるほど
悠長に学習しているでしょうか?うちのクラスではNOです。
上位の子どもは常にフルパワーです。
これは体育とて、同じでしょう。
上位の子どもは自分の姿に分析をかけ、何が自分を跳べるようにしているのか考え、そのコツを教えることでしょう。
そして、それは自分にフィードバックしています。
上位は「学び合う」がゆえに突き抜けた学習にまで踏み込んでます。
これについては、20日の授業で「学び合い」の可能性ということで
授業実践してみます。(教科は考え中〜)
 
4点目
「学び合い」は生き方の問題であるということ。
中学校の同級会をしましたが、当時の学習のレベル差など
何にもならないことがよく分かります。
どのような社会構成を創っていくかそれを考え実行していくのが
私たちの仕事だと思っています。
 
こんな感じでしょうか?