感謝感謝 そして。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/abematu/20081126
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/aki-kichi/20081125
 
授業参観ありがとうございました。
kouty先生もブログの記事を読んで喜んでおりました。
まずは、私からお礼を申し上げます。
 
さて、abematuさんより「うねり」の話がでておりました。
当日は、子どもよりも授業参観者の方が多くて「学び合い」の効力を
発揮しにくい環境でした。それでも5年生の子どもは
よく学習していたとは思います。
でも「まだいける」と思えます。
 
「うねり」について、ちょっと補足しておきます。
 
子どもの息づかい、戸惑い、つまづき、実感、感動、焦り、怒り、不安…
授業ではそれぞれの子どもがそれぞれに「オーラ」を放ちます。
「見えません」感じるものです。
もちろんこれで「一人一人」を見取ろうとすることは無駄であります。
しかし、クラス全体では今どのような状況にあるかは分かります。
 
昨日の授業は変なスムーズさを感じました。
案の上きちんと理解されないままの「学び合い」が進行していました。
10名くらいがそこで引っかかりもなく、ただ教科書を「舐めて」いる
だけでした。子どもの「実感」を感じません。
「うねり」とは、リアルタイムで全体の状況を判断し、
引っかかりがあるならばそれを「明確に」して解決し、「実感」させて
いくことです。これは教師にしかできません。だって子どもは全体を
見据えてなんていませんもの。
 
そうすると「学び合い」は格段に深化し、スピードが上がります。
しかし、それが単元を預けることとは「矛盾」はしません。
子どもの状況に合わせて、その子どもたちで行うからです。
別の進度で学習している子どもの学び合いを中断させるということでは
ありません。
それを今日、次時の授業を行ったkouty先生が一番よく分かったと思います。
 
私たちは「学び合い」でないと決して到達できないことを目指しています。