学び合いの本質

子どもは「学び合い」の為に学び合っているか?
長期的に子どもの様子をみるとそうではないことに気がつきます。
もっと人は利己的です。子どもならなおさらです。
己の為に子どもはその行動を取ります。
「人の為に」は、瞬発力はあっても長続きしません。
 
それじゃあ「学び合い」にならないんじゃない?
そうではありません。
子どもは自分の追究のため、自分の理解のため、または
クラスの目標を達成するために学び合いを「選び」ます。
その方法だと達成できるとイメージできるからです。
でもその本質は「利己的」です。
 
「みんなの為に」は長続きしない言葉かけだと思っています。
「みんなの為に」を装って、いずれ利己的に動いていきす。
しかし、それは人としての本質です。
 
ですから、「何を目標にする」のかが大事なのです。
そして、それが達成できたときのイメージを持たせてあげることです。
それだけで子どもは、「学び合う」ことでしょう。