何度もしつこいのですが書きます。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20081005/1223200549
 
についてです。
アスペルガーについては、非常身近なところで二人接しています。
一人は身内です。一人は担任としてです。
 
一つ言うならば、公立に「クビ」はありません。
「切る」と言うこと自体が存在ません。
 
担任として接したときには、同じように学校全体を巻き込むような
大事件を連続してまきおこしていました。
その際も「私が」非常に周りから冷たい目線で、
対応されたこともあります。
担任がちゃんとしていないからだと。
同様に学級も崩壊状態になりかけてきました。子どもがお互いに疑心暗鬼になってしまったからです。しかし、立て直そうにも、その学校の特殊性で簡単にはいきません。その立て直しに半年かけ、最後には自分が倒れて入院してしまいました。それ相当の関わりをしてきたつもりでもあります。しかし、公立には「切る」こと自体が存在ません。自分でやるしかないのです。
 
多くの先生が「切る」以前に、特に小学校では担任が
学級で巻き起こるすべての責任者を追わねばならないような風潮が
あり、教師を悩ませます。
 
そしてこれは、アスペルガーに限ったことではありません。
高機能自閉症では、人に関わられることを極度に嫌う子どももいて
パニックを起こすこともあります。
学校の帰り道一本間違っただけでもパニックを起こす子どももいます。
障害とは多種多様で、2〜4つの複合などもざらにあります。
同じアスペルガーでも程度によっては可能でしょうし、自閉症でも
「学び合い」を成立させてもきました。しかし、一人一人でその程度も
傾向も、状態も違うのです。ですから、
 
「うまくいかないのは自分の責任」
「学び合いが駄目なのだ」
 
とすぐに判断せずに多くの先生方と語り合うことが大事だと思っています。上記に子どもの判断には、専門のカウンセラーと連携しながら
対処してきました。これは「学び合い」ではどうしようもありません。
 
一方、身内にいる立場としては、その子の「落ちどころ」を探しています。何ならできるのか? どう人と関われるのか? 就職はどうするのか? これは親からすると、一生の「逃れられない」問題です。
私も一緒に悩んでいます。
 
ですから、「しつこく」書きます。