どう踏んづけたのか?

光村3年生「アリの行列」


子どもの学び合いから、この説明文が問いかけ、実験、答えという構造になっていることを子どもたちが気付き、どのような実験を行ったのか詳しく読み取ってきました。もちろん学び合いで。
 
説明文の学習も佳境に入りました。「分かったことをノートに絵で表し、それを分かりやすく説明できること」をめあてにしました。
 
しかし、子どもにとって「分かりやすく」というのは曖昧です。子どもはただ発表することを考え、私が求める「段落の文章の内容を漏れなく説明する」にはまだ足りない学びでした。私が何を要求しているか分からなくてうまく動けない子もいます。声の質感も明らかに低い。だから授業をやめて、子どもに説教し始めました。「もっとちゃんとやりなさい」と。
 
でも、実は私は知っていました。課題が悪いことを。
しかし、その場ではどう課題を変えて良いか思い浮かばないので、
子どもに責任転換しました。
 
 
今日は子どもに「先生の課題が悪かったことに気がついた。ごめん。」と言って、何を求めるかを明示してやり直しました。
今日は国語を2時間やったのですが、そこそこいい感じでした。
 
まあ、こんなことはよくあります。頑張れ自分ですね。